ぶんりゃく

専門入学してからもう２年か～
はえ～なあ・・・
１月末ですべての授業が終わりました。
あとは、イベントと卒制展と卒業式のみ。
まだまだせんちめんたるな気分には浸れませんが
のこりあとすこし！がんばりたいと思いますでえ。

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こないだ文楽デビューしてきました。
文楽に興味あるといいながら、今まで生で見たことがなかったので。
といっても、うちが見てきたのは淡路人形浄瑠璃といって、普段よく目にするのとは少し違うやつだったんですが。

いや～楽しかったですよ。
最初はね、どうしても３人の黒子さん（人形遣いの方々）が目に付いてなかなか集中できないんす
でも物語に入り込んでいくとしぜ～んに人形の動きだけに注目できるようになってきて。
まるで人形がひとりでに動いてるようなそんな感覚になったもんです。

今回上演されたお話は　賤ヶ嶽七本槍　といって
秀吉やら前田利家やらがでてくるお話。
わたくし日本史はけっこう頭から抜け落ちてるんで
上演の最初のほうにやってくださったあらすじ説明を聞いて必死に理解しようとしてましたｗ
正直日本史的な部分は興味がないので途中寝かけてました

興味深かったのは登場人物が「義理」とか「恩愛」を大事にするところですかね。
利家はもろもろの事情があって秀吉から自分の娘「蘭の方」を亡き者にするよう命じられるのですが
その娘は利家の実の娘ではなく、先代の忘れ形見なので、どうしても殺すわけにはいかない。
先代には恩義があるから。
なので利家は実の娘である「深雪」に身代わりになって殺されるよう頼むのです。
でも深雪は深雪で恋する人にもう一度会いたいと強く願っている。だから今殺されたくはない。
父と娘の交錯する想いが見所です。

いくら先代に恩があるからといって
実の娘に身代わりになれだなんて、現代の感覚ではあんまりピンとこない。
でも、だからこそ生まれる心の葛藤とか、気持ちのすれちがいとか、ドラマティックな見せ場とか・・
文楽はそういうのをテーマにしたものが多いので・・
・・惹かれちゃうのよねん。ふふふ。


次は是非世話物を見たい。
というか心中もの　というか遊女を見たい！（本音